加太港 和歌山

08.05.06

新聞に「懐かしの風景」「入り江の港町」「演歌に心ひかれて訪れる」などという見出しで紀行写真家の南さんという方が和歌山市の加太港を紹介されていた。森進一が歌う「港町ブルース」に魅せられて函館、気仙沼、焼津、・・などを訪れ、演歌心をくすぐった。しかも加太の駅舎は明治、終着駅が旅心を刺激したと書いてある。
そんなことで、その記事を頼りに連休最後の日に出かけた。
駅前の観光案内で聞くと役行者堂から町が一望できるということで登ってみたがさほど魅力的でもない、港に出てみると釣り人がたくさん車で来ている。
鞆の浦のような魅力的なものではないが、ここまで来たのだからと何枚か描いた。
この絵は大波止場のところで、左手の建物が活魚センターだ。船の出入も結構ある。

適当な描き場が見つからず、たくさんの人形が並べられている淡嶋神社などをぶらつきまた港をスケッチすることにした。向いの突堤には釣り客がのんびりと釣っている。実にのどかだ。

もう1枚市街地の方を向いて万年筆で描いてみた。描き終わって途中で草餅を買って帰る。さほど感激もないが港町はのんびりと静かで悪くない。
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