黒江
08.03.25（wakayama0801）
18キップを使ってどこかに行こうと思ったが、特に新しいところは見つかっていない。久しぶりに黒江の方に行こうと決め、てでかけた。
和歌山駅からの電車の中は智弁和歌山の高校生でいっぱいだ。どうも黒江にある学校に集まって春の選抜大会へ応援に行くのだろう。
先回黒江に来たのは04年の春、ますはそのとき描いた中言神社に向う。
行ってみると、道路をまたくテントがない。あのテントが描きたかったのになあと思いつつも神社の階段を上がったところから一枚描いたのがこの絵だ。
途中神社の方が出てこられ、挨拶し、テントがなくなったんですねと言うと、八百屋さんが店を占めたのでなくなった、見通せるようになって気持ちがよいでしょう、と言われる。僕にとってはあのテントが絵になると思っているのに僕の意向に反した返事だったが確かに見通しはよくなった。
まだ桜はほんの少し咲いているだけだ。調べてみると前回来たのは4月3日、少し早めにきたことになる。
中言神社の階段で描いた後、すぐ隣の浄国寺行く。絵になるところが見つけられないまま町の方に降りていこうとしたがお寺への坂道を下っていたら前の坂道が少し気になって描いてみたのがこの絵。
ただただ目の前の風景を鉛筆でなぞっただけだが、結構楽しい気分だった。