中欧 スケッチブック 1 090922〜091001 |
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09年9月10日から10月1日まで、JTB旅物語の「憧れの中欧4ヶ国周遊10日間」というツアーでスケッチに出かけた。一人で行くのも寂しいなあと思い友人のSさんを誘うと快くのってくれ,、ほとんど2人づれでスケッチをした。Sさんもほぼ僕と同じスピードで描く人なので迷子になることもなくスケッチすることができた。 道順は(ハンガリー)ブダベスト→センテンドレ→エステルゴム→(スロバキア)ブラトスラバ→(チェコ)ウィーン→チェスキークルムロフ→(チェコ)プラハというルートだった。ブダベスト2泊、、ウィーン3泊、プラハ3泊、自由行動は2日半というものだった。おおよそ右の地図のようなルートだったのだと思う。 |
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持って行ったスケッチ道具類 |
絵の道具類は心配して結構持っていったが使ったのは極めてわずかだった。 描いたのはF4サイズ3冊(20枚×3-5=55枚)とF5サイズ16枚、それと、飛行機の中などでのハガキサイズのもの。 鉛筆やペン類も沢山持って行ったが結局はいつも使っている道具だけ。 ただクリップ類は時々なくするし、消しゴムなどもどのポケットに入れたかわからなくなり、余分に持っていった効果があった。 |
0922 11:58ハガキサイズにスケッチ |
0922 14:50 |
退屈まぎれに機内食をスケッチ |
携帯絵具セットを持っていったので機内で着色もした。 |
ブダベスト ドナウ川に架かるくさり橋の傍からブダ方面を望む この絵は丁度太陽が沈む頃、初めてやや大きめのF5サイズ程度のものを広げスケッチし着色たものです。 |
ウィーン ローテントゥルム通から聖シュテファン寺院方面を望む 次に着色できたのはウィーンでの26日の自由行動の日だ。この日はF5、F4あわせて10枚程度描いた。 実は日本でインターネットで調べている段階では、ウィーンは王宮の辺りの説明が多くスケッチの対象になるところはないんじゃあないかと思っていたが、そうでもなかった。また、このシュテファン寺院を中心にして色々の角度から描くと結構面白いと思いつき、この寺院を入れて街並みを描くことになった。このあたりはL字型の歩行者専用の「みち広場」になっていてにぎわっている。(通りの名前を書き込んでいなかったので違っているかもしれない・・?) |
→ 9月30日、この旅行の最後の日で一日中スケッチ三昧だった。最初にスケッチしたのがカレル橋の傍から描いたこの絵だ。この日は旧市庁舎などがある旧市街広場を中心にしてF5サイズ10枚ばかりを描いた。昼食は移民会館地下のレストランでうまいものを食べ、夜はスケッチ完了とともにホテルに帰りSさんと一緒にみそ汁とカップラーメンの最後の晩餐をした。 |
プラハ ヴルタヴァ川に架かるカレル橋からプラハ城方面を望む |
ウィーン 路地からシュテファン寺院を |
プラハ 旧市街広場と時計塔 ここ広場では何枚もスケッチした。プラハの中心広場で、いくつかのメインストリートが集まる場所で観光客 で一杯だ。この広場からはこの時計塔のほかにいくつかの教会の塔がみえ、スケッチにも最適の場所だった。 |
ブダベストのホテル ホテルWIEN 318号室 |
ブダベスト 王宮附近 10:35 中央の塔は教会かなと思ったがヒルトンホテルだった。右端はマーチャーシュ教会 |
0923 10:00 ブダベスト 王宮附近 |
0923 10:15 ブダベスト王宮附近 |
ブダベスト 漁夫の砦 F4サイズの走り描きスケッチブックは5冊(×20枚)持っていったが、描けたのは3冊。ほとんど立ったままほんの短時間で描いたものだが、 この絵はブダ王宮のそばにある漁夫の砦と呼ばれるところで、展望台がありドナウ川から向かいのペスト地区の方がよく見渡せるところだ。 |
ブダベスト 漁夫の砦から対岸のペスト地区を望む ブダベストはハンガリー共和国の首都、人口180万人。ドナウ川を挟んで右岸(西側)のブダ、オーグダと左岸(東側)のベストからなっている。 この絵は右岸の漁夫の砦の展望台から左岸のベスト地区を望んだもの。中央の高い建物が世界遺産の国会議事堂。くさり橋はこの絵の右側に位置する。 |
0923 ブダベスト ベスト地区だが場所が・・・? |
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ブダベスト ドナウ川から右岸を望む(090923) この日は午前はブダ王宮などを中心に見学、昼食後はドナウ川遊覧クルーズだった。この絵はその船の中からほんの一瞬で描いたものに着色したものだが、結構気に入っている。 |
センテンドレ-1 旧市街(090924) 2日目の9月24日は8時にホテルを出発してバスでブダベストからドナウベント地方と呼ばれるセンテンドレ→エステルゴム、そしてスロバキア共和国の首都ブラチスラバ観光をしてウィーンに行くという行程だった。ほんの少し見学してから次々と移動ということで、残念ながらほとんど絵がかかなかった。この絵のセンテンドレも絵になる町だったのだが残念・・・。 |
センテンドレ-2 旧市街 (090924) この絵も、この通から少し行ったところで15分間自由時間ということで、引き返して描いたものだ。この通りはおみやげ屋が多いとおり。なかなかよい雰囲気のところで、も少しじっくり描きたかった。 |
エステルゴム 次に行ったのがブダベストの北西40kmにあるエステルゴムの大聖堂。この絵はその傍からドナウ川に架かるマーリア・ヴァレーリア橋方面を描いたもの。手前の建物群はこんなに水平に配置されているわけではないが、このときは自然にこんな描き方になってしまった。 ネットで調べると、この橋は1944年にドイツ軍によって破壊され2001年に復旧したとのこと。 |
エステルゴム 大聖堂のところから市街を望む |
ブラチスラヴァ市街 この旅行のタイトルは「憧れの中欧4ヶ国周遊」とある。ブダベスト=ベルギー、ウィーン=オーストリア、プラハ=チェコに泊まるので3カ国じゃあないか、もう1カ国はどこかな?と思っていた。その1カ国は数時間しか滞在しないブラチスラヴァがスロバキアの首都ということで「中欧4ヶ国」となっているらしい。 ブラチスラヴァは人口43万人、ウィーンから60km、オーストリアとハンガリーの国境地帯に位置する。僕の頭の中ではチェコスロバキア連邦と思っていたが、1993年に連邦が解体され、スロバキアとなり、この都市が首都となったとのことだ。 わずかの時間でバスで移動しながらお城や教会や街の中を見学、ほとんど印象に残らないものだった。 |
ブラチスラヴァ 中央広場 日本料理はこの国でも人気のようで、右手のテントには寿司バーと書かれている。また、この広場に面して日本大使館がある。 下の文は在スロバキア日本国大使館のHPからの抜粋です。 「中央広場:中 世より市の中心広場として使われた広場です。様々な市の催しや集会・処刑などが行われ、また市場が立ちました。広場の中心にある噴水は「ロランド噴水」と 呼ばれ、 1572年、当時のオーストリア皇帝マクシミリアン 2世の命を受けて作られたブラチスラバ最古の公共水汲み場です。その中心に立つ騎士像は皇帝マクシミリアンですが、中世都市の保護騎士ロランドであるとの 風説もあります。騎士像は年に 1度大晦日の夜に回れ右をし、 6番地の屋敷に向かい、その屋敷の持ち主でブラチスラバを守って亡くなった議員に敬意を表してお辞儀をするという伝説があります。噴水の反対側にあるのが 旧市庁舎で現在は博物館となっています。広場は夏にはカフェや土産物の屋台で賑わい、クリスマスの時期には飾りや民芸品、ホットワインや軽食を売る市が立 ち、年中賑わっています。広場に特設舞台ができて催し物が行われることもしばしばです。また日・仏・希の大使館の他、政府迎賓館もあります。」 |
ブラチスラヴァ 中央広場-2 |
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