スペイン スケッチブック-1ANDALUCIA ESPANA |
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1997年に絵の仲間3人で初めてスケッチを目的にした旅行をした。初めてのことなので画材をどの程度もって行けばよいのか大変迷った。F6、F8サイズのスケッチブックとSMサイズのスケッチブックを持って行った。SMサイズのスケッチブックをいつも手から離さずなんでも書き込む今のスタイルはそのときからはじめたこと。手からスケッチブックを離さないこと、これがスケッチ旅行の楽しさだと実感した旅だった。今から振り返ると絵を描き始めた当初で下手な絵だけど楽しさは伝わってくると思う。 |
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●工程 1997年4月25日に大阪を出発し成田経由で、イベリア航空でモスクワで給油しマドリッドに入る。マドリッド→コルドバ→セビーリャ→フェンフローラ→グラナダ→マドリッド→大阪5月5日到着の11日間のスケッチ旅行だった。 ●旅の道具 もって行ったスケッチブックはワットマンF6-2冊、F8ー1冊、PAPERORAMARUTI-SMサイズ-5冊とその後の旅行と比べると少ない。SMサイズのものは裏表両面に描いている。(その後のスケッチではこの方法は良くないので、表のみに描くようになった。)絵具はペリカン固形24色、筆12号、8号、6号の3本。カメラ、磁石、セロテープ、カッター、デンスケ(距離測定器)などその後のスケッチ旅行の基礎になるものはほぼ持って行った。もちろんイスやカートなども持って行った。 そうそう、このときの筆記用具はPIGMAという耐水性のペン(0.3mm〜1mm)を使った。鉛筆はステッドラーのEBも持ってい行ったが、2枚描いたのみである。 |
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●バルセロナ空港にて 大阪から成田を経由しモスクワで給油しやっとスペイン・バルセロナ空港に到着。日本からのお客はほとんどここで降りる。 我々はマドリッドまで行く。 飛行機の中は退屈なので、出てきた機内食を描いたり隣の老夫婦を描いたりする。読んだ本は栗田勇の「イスラム・スペインの旅」 ●マドリッドからホテルへ(4月25日) 帰りのリコンファーム空港で済ましてホテルへ。ホテルはアトーチャ駅のすぐそばのビジネスホテル「ホテルNH」 |
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●成田→マドリッド(IB6780)の飛行機の中で 老夫婦の夫はタマゴッチ、奥さんは本に熱中 |
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●BAR(バル)にて ホテルに着くとすぐに夕食代わりに隣のBARに行く。ホテルを出たとたんに警官2人が若者を追いかけBARの近くで殴る蹴る。マドリッドは危ないなあと直感。バルではよく飲みよく食べた。イワシの酢漬けなどとにかくうまい。みんなよく飲んだので店のマスターから「お前達はチャンピオンだ」といわれてしまった。 |
●このホテルには一晩しか泊まっていないのにホテルのプランもバスルームのスケッチもしている。「とにかく描くことが楽しい」という気分。 プランには寸法線も書き込んでいる。シャワーの水まで描いている。 |
index.html へのリンク ●AVE18号 マドリッド・アトーチャ駅にて |
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●マドリッド(9:00)→グラナダ(10:47)(4月26日) マドリッドからコルドバまでは新幹線のようなAVという列車で行く。 上のパンフはAVEの朝食のメニュー。セロテープでチケットでレシートもこんなパンフもみんな貼り付けている。セロテープで貼り付けていたから、今頃スケッチブックをまとめる段になってもちゃんと残っている。「セロテープを持って行きスケッチブックに何でも貼り付ける」この方法はお勧めだ。 |
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