大阪駅北口
08.06.30〜07.01

まだ梅雨が明けず雨ばかりだった。この日は久しぶりに涼しく晴れている。身近な場所を描こうと思って千里山の駅近くをスケッチしたが物足りなくなって阪急電車で梅田に出かけた。
三番街から歩道橋のところまで来ると、大阪駅のところにクレーンが見える。なかなか迫力がある。
この絵を描く前に歩道橋の傍から1枚描いた。その後、も少し北側から描こうと思って歩いて行くと西梅田の方も見える。
早速地下へ通じる階段のところに座って描いたものがこの絵。

大阪駅に三越が進出するというニュースを聞いたが、正式名称は「大阪駅新北ビル」というものだ。どうも今の駅北の道路が北に変更され既存道路のところにビルが建つようだ。(下の写真参考)

絵を描いているところは地下への階段のところだがほとんど人通りがない場所。定点描写にはもってこいのところなので工事の進捗に合わせてスケッチを続けようかと思った。

梅田に来るにはいつもは地下鉄で来るが、この日は千里山の駅をスケッチしたあとで、阪急電車で梅田まで来た。三番街を通り、JRと結ぶ歩道橋のところに来ると歩道橋の背面と工事のクレーンが見えなかなか迫力がある。早速1枚描いておくことにした。手前には自転車がたくさん並んでいる。略することなく描く。こんなにたくさん自転車を描いたのははじめてかもしれない。

あっけなく2枚描きおえてしまったので、もう1枚フェブリアーノの紙に万年筆で描いてみることにした。
工事現場の方は時間の経過とともにクレーン類の位置が変わっている。
本来は、画面構成として一番よい位置の時に描けば良いのだろうがついついそのときみたものを描いてしまう。この絵ではクレーン類がみんな右側を向いている。これはあとからの反省でそのときは気づかなかった。大判に描きたかったが持っていなかったので翌朝出かけてきて描くことにした。

最近は気に入ったスケッチポイントは大判の紙にも描いておこうと思うようになった。この日は昼からは別の遊びがあるので朝10時前に出かけて昨日と同じ地下へ通じる階段のところから描いた。
幸いなことに絵具の置き場もあるし着色しても何の迷惑にならないので、ちゃんと着色もした。途中立ち寄ったオヤジさんはすごいところを描いているねえと言って立ち去った。
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