柏原市大平寺(柏原市)
2020.03.21

柏原市大平寺-1-(1)
 この日は3月の悠彩会スケッチ会で古い町並みとブドウ栽培で知られるここ大平寺だったのだが残念ながらコロナ騒動のために中止になった。ただ、担当のKさんから希望者は一緒に行きましょうとの誘いがあり出かけた。結果的には参加は4名のみだったが天候にも恵まれここ大平寺には2013年の夏に行って以来のことで気持ちよくスケッチできた。
 今頃は現地では鉛筆で描くのみで帰ってから着色することも多い。そんなことで現地での鉛筆段階と着色後を載せるのも時に面白いかなあと鉛筆段階のものも載せてみた。

柏原市大平寺-1-2
 みなさんと近鉄安堂駅で待ち合わる予定だったのだが乗り換えを間違え遅れてしまい集落へ行く道で合流し大平寺まで来た。
 まずは集落の山手を囲むようにあるブドウ園の中を通る階段を上りきったところに座り描いた。散歩に来たおばさんによるここから見る夕日はたまらないほどきれいとのことだ。右手の山が六甲山、アベノハルカスと思われるビルなども見える。

柏原市大平寺-2
大平寺集落の東側をとりまく山沿いの道から描いてみた。最初に描いた絵の階段がこの絵の右端中央に位置する。また、道の下側に集落を取り巻くようにぶどう棚がある。

柏原市大平寺-3
この絵は1枚目とほとんど同じところから描いたようだ。最初の絵と比べると、違うところはこの絵は道の真正面、少し低いところに座って描いた違いのみだ。この絵も近所のおばさんと雑談しながら描いたし、このアングルが気に入ったのは確かだが・・・いま思えば不思議だ?

柏原市大平寺-4
 山沿いのブドウ園のところから降り大平寺の中央を通る小路から振り返って小さなお堂が見えるところを描いてみた。このあたりは建物もよく保存されているが地区の中央を走るこの小道もきれいに整備されている。
 描き終わって4人ですぐそばのカタシモワイナリーズの1階和室でワインを飲みながら雑談。このあたりは過って堅下村でここで栽培されるぶどうを「堅下ぶどう」と呼んでいたことに由来しているようだ。
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