高槻 原
 
(大阪府高槻市)
2017.05.31

 
高槻 原-1
 与堂さんの「大原野の田植えの頃」という絵を見て、もうそんな季節なんだなあと思いそんな時期を描きたくなった。身近なところとしては高槻市の原あたりしか思いつかず、久しぶりに出かけてみることにした。JR高槻駅からバスに乗り終点の上の口で下車。ほんの少し歩くと原地区の田んぼがみえる。まだ田んぼに水を張ったばかりだ。バス通りから降りたところの傍の原っぱに座りそんな様子を描いてみた。


高槻 原-2
 1枚目の絵のそばの道を下って行こうか迷ったが結局JAや老人憩いの家のある方に最初に行きそこから山沿いにバス停の方に戻ることにしようと思いぶらぶらを歩いていく。この絵のあたりはまだ水も張っていない。結局最初に描いたのが以前一度描いたことのある農作業道具などを入れる小屋を描いてみた。 


 高槻 原-3
 2枚目を描き終えてこの絵は失敗だなあと思い再度描くことにした。
見ていただければわかるように原-2は農作業道具を入れる建物のみを描いた感じでその周辺の風景が描き込まれていない。そんなことで少し引いたところから周辺の風景も描き込んだ絵を描いてみた。

高槻 原-4
山沿いを歩いてバス停の方まで行くことにした。振り返るとこの日は農作業小屋が気になったのか、この小屋も絵になりそうな気がしてこの絵も描くことになったものだ。
 
高槻 原-5
ここ原は西側の山沿いに線状に集落が形成され、東側のバス道路沿いの芥川の方に田園が広がっている。山沿いにぶらぶらと歩くと立派な農家が多く、この絵の家もそんな農家の一つなのかもしれないなあと思いながら小さな公園の中から走り描きしてみた。
 
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