平群(奈良県生駒郡平群町)
2013.10.22


平群町三里-1
群は「へぐり」と読む。奈良県生駒郡に属している町で、「町の概要」によると、「はやくから文化が開け、武内宿禰を祖とする古墳・奈良時代の有力な豪族・平群氏が本拠地としたところであり、聖徳太子の創建と伝えられ、国宝信貴山縁起絵巻のある信貴山朝護孫子寺、役の行者の修験地で知られた鳴川千光寺など40寺院、22神社、古墳64基と名所・旧跡が数多くある」町だ。
友人が住んでいたところなので町の名前は知っていたが一度も訪れたことがないまちだ。
難波から近鉄奈良線で生駒駅で王子まで行く生駒線に乗り換えて平群駅で降りる。駅から東の方に行き農家が点在している三里の方を歩いてみた。集落をうろついていると、右の写真のような朝顔(?)のようなものが畑から壁まで覆われている家がありその高台に鄙びた家もありなかなか面白かったので描いてみた。

手前に花を描き込んだ絵を見かけるとなんと通俗的な絵だろうと嫌なんだが、まあこれくらい覆われていればいいかという気分で描いてみた


 
平群町三里-2
集落を歩きまわったがあまり描きたいものもなく、高台にある大きな農家あたりを描いてみた。
手前には最近よく見かける休耕地を利用してのコスモスが咲いている道端に座ってのスケッチとなったが、それを描くとあまりにも通俗的な絵になりそうなのでやめた。
 
平群町平等寺
三里からスケッチポイントを探しながら南に歩く。まだ稲穂を刈っているところもあり、その田んぼの傍に座って描いてみた。
この日は歩き疲れ、竜田川駅まで歩き、少し早めだったが難波の画材店に立ち寄り帰宅した。
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