明日香村 夏 稲渕 （奈良県明日香村）
2012.06.23
稲渕-1
天気予報だと曇り時々晴れ。夏のスケッチには曇りの方がよいと思い、先般１枚描いただけの稲渕に行くことにした。
近鉄で飛鳥駅まで。そこからバスで健康福祉センターへ。そこから、「金かめバス」に乗り換え細川、上へ引き返して阪田を通って稲渕に行く。
稲渕はいつも西側の向かいの道路側から集落を描いていて集落に入って描いたことがない。そんなわけでこの日は集落の中に入って描くことにした。
この絵は集落の南端にある稲渕竜安寺のそばから描いたもの。
稲渕-2
集落の南端あたりから畦道に通じるところから描いてみた。右端が竜安寺だ。
稲渕-3
集落の中央くらいのところに立派な家屋や蔵があった。道のそばにコンクリートのフラットな場所があったのでそこから大判を開いて描いた。
筆も大きなものを使って勢いよく描く。当初はなかなかうまく描けた気分だったが、手前の雑草や樹木を描いているとこんな絵になってしまった。緑は難しい、冬または晩秋に描けばもっとましな絵になっただろうに・・・との思いだった。
稲渕-4
集落の飛鳥川を挟んで西北に稲渕の棚田が広がっている。「案山子道」と呼ばれる秋に案山子が並ぶ道に出て棚田の風景を描いてみた。正面が祝戸、石舞台の方だ。実はこのアングルを描いたのは初めてのこと。秋に来て黄色く染まった棚田を描くのが楽しみになる風景だ。
細川
稲渕の棚田を描いたあと石舞台の方に帰る。来るとき乗ったかめバスから見た細川の棚田が気になって上集落の方に行く道にある細川のところまでまで登り１枚描いた。
ここは５月にも描いたところだが水が入ると少し違ったイメージになる。左手が阪田、右手が上居。また、右手に細川が流れ栢森・稲渕から流れた川と合流し飛鳥川になる。