東山界隈 20-1(京都)
2020.05.12

1. ねねの道から下河原通りの方を 
 5月の連休も終わったが先日の経験からコロナ騒動のため観光地には全く人がいないことがわかり東山界隈に出かけることにした。昼前に電車に乗ったのだが乗客は1車両に10名程度とガラガラ。河原町あたりは人が少し歩いているが四条大橋を超えると人通りは全くない。八坂神社も閉まっているしこのあたりは全く人はいない。神社の南側の道を通ってねねの道に曲り最初の路地に入ったところから西側の下河原通りの方を描いてみた。

2. 二寧坂
このあたりを描くのは久しぶりのような気がする。スケッチをはじめたころは人通りも少なく道端に椅子を取り出して描いていたが観光客が増えてからは描かなくなったような気がする。この日は右手にポツンとお店が1軒開いていてそこで小豆饅頭(?)を買いだれも通らない道端に椅子を取り出して描いてみた。

3. 産寧坂
 ここから描くのも久しぶりのような気がし調べてみると、2011年に与堂さんたちの展覧会に行く前に描いたとき以来のようだ。
描いた絵を見ると店は閉まっているし人も描き込まない賑わいはない何ともさびしい絵になってしまっている。

4. 清水寺
清水寺の舞台のある本堂の修復が終わったと放送していたのを思い出し久しぶりに行ってみることにした。何度か描いたことのある舞台がよく見えるところから描くつもりだったのだが忘れてしまいトイレのあるそばまで来てふと振り返ると舞台が少し見え絵になりそうな気がし描いてみた。

5. 清水寺から茶わん坂を
清水寺本堂あたりを描いたあと石段に座って久しぶりに描いてみた。この日は爽やかで晴れ渡っていて遠くまでよく見える。ここに座ると与堂さんの絵で知ったアングルだなぁ〜といつものように思い出す。

6. 八坂の塔
清水寺で描き終え八坂通を通って帰ることにした。この日も振り返るとやっぱり八坂の塔を描きたくなって立ち描きすることになった。最近は東山あたりをスケッチするときは挨拶代わりのようにこの道から塔を描いているような気もする。
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