先斗町など(京都市)
2019.06.21

先斗町-1
最近、鴨川に架かる橋の下から何枚か描いているが三条大橋近くからは描いていないなあと思い、また出かけることにした。通勤時間帯少し後の電車に乗り河原町駅で降り、ふと先斗町(ぽんとちょう)の方を見ると人通りは全くない。それじゃあ、描いてみようかと思い道端に座って描いてみた。

先斗町-2
 鴨川に開いている小さな広場のようなところに来てふりむくと遠くに東華采館が見える。また、弁柄色の壁、犬矢来、駒寄せそしてすだれ、と祇園と並ぶ花街として有名なだけの雰囲気がある。先斗は「ぽんと」と読むがその名前の由来は英語のpoint、ポルトガル語のponteからなど諸説ある。また、東が鴨川(皮)、西が高瀬川(皮)、皮と皮にはさまれた鼓を叩くとポンと音がするのをもじって、という粋な説もあるようだ。 

三条大橋そばから四条大橋方面を
先斗町を描いたあと三条大橋を渡り鴨川に降りて四条大橋の方を描いていみた。ここから見ると川沿いの先斗町の家並が白く光り、建物の陰影が強くなりなかなか良い。

古門前通あたり
三条大橋で描いたあとぶらぶらと白川の北の方を歩いていみた。ふと見ると風呂屋の煙突らしいものが見え、右手に赤黒い板張りの建物がある。なぜか描いてみたくなって道端に座って描いてみた。絵になるような風景じゃあないが描いているときは結構楽しかった。
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