上賀茂神社あたり(京都市北区)
12020605
 
上賀茂橋あたりから
嵯峨鳥居本も初めて描いたがそういえば同じ重要伝統的建造物保存地区である上賀茂もスケッチしたことがないなと思って出かけた。
写真を見るとちょっとすました様な雰囲気で猥雑さが全くない街並みだし絵にならないなと思ったが、描いたことがなくて言うのもなあと思い出かけた。
地下鉄北大路で降り賀茂川沿いにでる。この絵は上賀茂橋のところから賀茂川を描いてみたもの。
 
上賀茂神社あたり
上賀茂橋を渡って傍の店でパンを買ってからこの方向だなと思って歩きはじめたがどうも違う。かなり歩いたところで尋ねると全く違う方向を歩いていたようだ。引き帰してこの絵の通りを通って上賀茂神社に。その後引き返してそのあたりをぶらつくが、今日はここを描くのが目的だなと思い右の地図の右手の休憩所のところに座って描いた。(左橋が上賀茂神社)

の絵の上賀茂伝統的建造物群保存地区について「京都市の保存計画の1)発祥と沿革」にこんなことが書いてある。
 「洛北,上賀茂神社の境内を流れる清流ならの小川が境内を出ると明神川と名を変えて東に流れる。このあたりは,室町時代から上賀茂神社の神官の屋敷町として町並みが形成されてきたところである。
 明治維新までの旧集落は,上賀茂神社の神官(社司と氏人)と農民が集住する特殊な性格を持つ集落であった。そこで一般に社家町とよばれるようになった。明治以後は京都の近郊農村的性格を徐々に強め,社家町の性格は薄らいでいった。
 しかし,ここ明神川沿いには今日も社家が旧来のまま連担し,他所で滅びた貴重な社家町が清々しく残っている。

写真を見たとき思ったようにスケッチの対象としては魅力を感じず、気力がわかず引き換えし植物園をぶらついて帰った。
 作品リストへ  次へ