湯浅(和歌山県湯浅町)
090323


●弁財天神社付近
09年の春の青春18キップは湯浅にすることにした。湯浅に行ったのは2004年のことだから5年ぶりということになる。先回は北町通り付近を中心に描いたので今回はもっと町を知ろうという気分でぶらついてみることにした。大阪8:04発和歌山経由で湯浅についたのは10時半ごろ。風は強いし寒くて落ち着いて描く気分にはならない。ここは広川沿いの船溜で堤防の向こうに民家が見える。


●熊野古道(駅付近)
その後熊野古道に出たところで見つけたのがここ。錆びたトタンの壁に案内地図や選挙用のポスターなどが貼られていて、左手2階には物干し竿に洗濯物が見える。なかなか面白いので描いてみた。右手正面が熊野古道で商店街となっている。

まちなみを研究している方々のウォーキングマップをベースに歩いたのだが、それによると、右手の建物は明治前期の建物で2階建ての母屋の3階に望楼状のものをのせたものだ。商店街と言ってもほとんど店は閉めているし、開いていてもお年寄が店の前に立っているだけで人通りはほとんどない。その中で、「五月人形」と書かれた旗やテントが少し町に活気を添えている。

そのあと、熊野古道から西に入り南北の浜町通を通って北町通の方に歩いていく。
この絵は構図と赤っぽい壁の色が気にいったので、F5サイズを取り出し、座って描いてみた。近所の人がどこから来たのと声をかけてくる。このアングルを描く人、多いんじゃないですか?と尋ねたが、どうもそんなスケッチポイントでもなさそうだ。

浜町通で描いたあと昼飯を食べようと辺りを探したがない。かじや町のお米屋さんで尋ねると親切にも電話で、開いているか、一人でもよいかと確認していただき、かじや町にあるその料理屋さんで昼食をとった。(店の名前もメモしておいたのだがそのノートを電車の中に忘れてしまったので店の名前がわからない)
その後、北町通に引き返し描いたのがこの絵。手前右側が魚屋さんでそこにお客の出入があるものの、寒いためか観光客も少ない。

その後、大仙堀の方に行ったりスケッチポイントを探したが、結局、北町ふれあいギャラリー辺りからF5サイズに万年筆で描いてみた。
その後小学校辺りまで行き、スケッチポイントを探した。まだまだ描いてみたいところがいくつかあるのでもう一度来ようと思いながら寒いし、帰ることにした。
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