近江高島の棚田
08.09.08

スケッチに行かれた方に教えてもらって棚田100選に選ばれた近江高島に行くことにした。18キップで近江高島まで行き、バスで20分程度で、終点畑に、そこから坂道を登る。
少し稲を刈ったところもあるが、ほとんど稲穂が残っていて素晴らしい棚田が広がっている。まだ朝早いので陽射しは強いが比較的涼しい。この絵は最初に描いたもの。

この絵は最初に描いたところとほぼ同じところから珍しく見上げて描いてみた。この絵は失敗作だが、も少しうまく描いていれば面白い構図だなとも思ったりした。

少し下ったところからわき道を登ってみる。そこから眺めると、黄色の稲穂の向こうに畑の集落が少し見え、遠くの棚田もみえる。
しかも、大きな木の下からなので、涼しい風が通り過ぎる。構図もよいし、途中からは道路に座り込んで描いた。
この日一番のお気に入りの場所だ。

9月のはじめは18キップを使って遠出したためか少しスケッチに出かける気力が落ちている。そんなこともあって、昨日載せた絵(日本の風景参照)をもとに自宅で描いてみた。現地では木炭紙で描いたがこれはフェブリアーノに描いた。手前の稲穂を少しデフォルメし、単純化してみた。

道を下りながら、スケッチポイントを探しているうちにバス停のところまで来てしまった。バスの時刻表を確認すると40分後くらいに出発。もう1枚描こうと、建物の日陰の階段に座り描きはじめた。
涼しいし、大判に描き始めたので、次の1時間後のバスに乗ることにして着色もする。
帰りのバスはもちろん僕一人、なんだかすまないなあという気持ちになる。
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