在原
(滋賀県マキノ町)
2001.秋  siga0505

滋賀県マキノ町在原(車で行ったため不明)
‘01年晩秋、悠彩会展が終了した。今年はこれでスケッチに行くのも終わりかな思っていたら、悠彩会の人から誘われて、悠彩会の仲間のKさん、Sさん、そして、滋賀県の風景を描き続けているYさんと4人で出かけることになった。電車では行けないところなので、Yさんの車に乗って行く。道すがら真っ赤な紅葉が続く。在原に着く。かやぶきの農家が点在し、なかなかいい。
さて描こうかという段になって、Kさんが「絵の道具をもってくるのを忘れた!」という。慌てて車で来たので家の玄関口に置き忘れてきたらしい。電車でスケッチの場合はこんなことはまずないが車の場合は時々あるかと思ったら、いつも車でスケッチに行くKさんもこんなことは初めてのこととか。みんなから紙・鉛筆・絵具などを借りてのなんとかスケッチすることになった。僕は、村から少しはなれ今頃好みの遠景を描いた。今までは、街の中に入り込んで描いていたが、今頃はだんだん周辺から描くようになった。不思議なものだ。この絵がこの年の外で描く最後の絵になった。Yさんは今から冬景色を描く本格的スタートと言っておられた。(後日談:実はKさんはちゃんと道具を持ってきていたのです。車を止めて道具をおろし傍におき、他の事をしてる間に忘れたようです。帰って玄関先に絵の道具ないことがわかり、初めて、あ!そうだ!と思い出し、再度、暗い夜道に車を漕ぎ出したそうです。)

田んぼのあぜ道から描く (アルシュ F10)
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