千里ニュータウン
(吹田市)
2012.11.07
 
千里ニュータウン 青山公園より-1
2010年から隔月出される「吹田の郷」(すいた市民環境会議)の表紙絵を描いている。表紙絵はモノクロなのでそれに色を加えたものがこの絵。
千里ニュータウンは誕生して今年は50年。この絵は阪急北千里駅の傍の青山台住区の中にある公園から描いたもの。千里ニュータウンは当時の先端的な住宅都市理論、小学校を中心とする「近隣住区」でできているところで、緑豊かな緑地・公園や街路樹の囲まれた住宅地になっている。正面中央が小学校で傍に近隣センターなどが配されている。遠くには老朽化した集合住宅の建て替え工事が見える。
 
千里ニュータウン 青山公園より-2
公園の下側からもう1枚描いてみた。
話は絵と関係ないが、この絵の左端は小学校、その左に近隣センターがある。郵便局などは機能しているのだろうが店舗には人はいないし淋しいものだ。車時代、買い物の仕方も変わっていて店舗は成立が難しいのだろう。このエリアをどういう機能を導入して活性化させるかというのも大きな課題の一つだろう。
 
千里ニュータウン 千里北公園より
阪急北千里の駅の西側が青山台で、東側が藤白台近隣住区だ。この日は暖かく気持ちがよい日だったので囲碁はやめてスケッチブックを持って出かけた。三色彩道にはカメラを持った人、車イスのお年寄りたちなど紅葉を楽しんでいる。その近くにある千里北公園に登りポカポカする日差しの中に座って描いてみた。
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