天保山運河  大阪市港区
090629

天気予報だとどうも今週は雨ばかりのようで、表紙絵を飾る絵もなくなる。天気予報は朝は曇り昼から雨とのことなので、朝早くでかけることにした。先日ATCに行ったときこの絵の天保山運河も久しく描いていないなと思っていたので久しぶりに描くことにした。安治川から引かれた運河で、天空には高速道路が走り回る光景だ。

船についての知識がないものだから、描いていても何に使われるんだろうかなあと思いながら描くものがたくさん付いている。多分知識があれば船を描く場合、これは描かなければならないものと描いても描かなくてもよいものがあるはずだが、それがわからないまま描くことになる。
朝の作業前なのか電話をかけている船員や雑談している人も見かける。この絵を描き終わったら少し雨が降り出した。

雨が降りはじめたので一旦階段を上って引き返したが、すぐにやんだのでもう一度引き返して描くことにした。
海上を高速道路が走り海には貨物船、迫力があるといえばあるが・・・。

この絵の方がもっと迫力があるかなと思って描いた。大阪という街は美しい街をつくろうという気持ちがないようで、金のかからない川の上に高速道路を走らせている。この辺りもその点では中之島辺りに次ぐ代表的なところで大阪らしい場所かもしれない。
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