南港 ATC附近 大阪市住之江区
090614

海遊館附近までは描いたことがあるが、例の府庁移転計画のあったWTCなどがある南港でスケッチしたことがない。そんなことで下見がてらでかけた。南港は作られた街なので街並みは面白味がない。やはり港の風景がここの目玉だ。そんなことでATCの前の港の風景を描いてみた。手前の船は「あこがれ」という帆船。右手の大きな船は南港ー別府間のフェリー「さんふらわあ あいぼり」(?)だ。
ないしょばなしで書いたが、描いているとアニメやマンガのコスプレ姿が続々集まってきている。

今度はさんふらわを中心に描いてみた。なかなか迫力があり結構楽しみながら描いた。手前の人はコスプレ撮影中の人を描いたのだが、ごく普通の人の姿にしておいた。

南港、特に海辺の景観は日本とは思えないような景観である。どの港町でも同じだろうが「異国情緒」を感じさせるところがある。ATCも色彩豊かで海沿いには椰子の木が配され、海には帆船が係留している。左ての高い建物はHYATTホテル。

「ないしょばなし」など読まない人も多いと思うのでその出会いを再掲しておく。
●コスプレ
昨日、南港ATCあたりに下見聞で出かけた。地下鉄中央線に乗ると、たくさんの若い娘さんたちがみんなカバンのついたカートを持っている。最近はサラリーマンの出張用だけでなく若い人も持つんだなあと思いながら乗っていた。トレードセンター前で降りたのだが、彼女達もそこで降りる。
僕は船のある風景を描こうと思い海に面したところでスケッチをしていたら、変な衣装を着けた人たちがATCから現われる。なにかイベントがあるのかなあと思いながら描いていると、上の写真のような衣装を付けた人がどんどん増えてきて、お互いにその姿をカメラにおさめている。
どうもマンガやアニメの衣装を真似るコスプレというもののようだ。カートのカバンに入っていたものは仮装用の衣装だったのだ。
●コスプレ-2
僕はこんな姿の実物を見たのははじめてのこと。えらい世の中になったものだなあと眺めていた。
コスプレとはコスチュームプレイ(CostumePlay)を略した和製英語とのこと。
近くにいたレイヤー(コスプレをする人=コスプレイヤー)に聞くと、ネットで調べて、みんなが集まる場所を探し出かけてくるそうだ。ほとんどが女で、男はカメラで撮る人が多いとのこと。中学生か高校生かと思ったがどうももっと幅広い層がやっているようだ。
とにもかくにも、こんなにたくさんのレイヤーがいるとは想像だにしなかった。なんとも不思議な初体験の光景だった。
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