止々呂美 晩秋
 (箕面市)
2017.11.21
 
止々呂美 晩秋-1
 今年は止々呂美には6月末の田植えの終わったころ、そして、稲刈の時期にスケッチした。そんなことで紅葉のこの時期はどんな風景かなあと思いはじめ3度目のスケッチに出かけた。
 田んぼには刈り取られた稲のあと緑の新芽が育ち、集落の背後の竹藪は黄色に、山の木々も赤みがかった色に変わっていた。
上の絵は余野川を渡り、稲刈り時期に描いたところとほぼ同じ位置から描いてみた。

止々呂美 晩秋-2
余野川近くから描いてみた。現地では鉛筆で描くのみだが座っていると結構寒い。

止々呂美 晩秋-3
 集落の中でスケッチポイントを探そうと思い余野川沿いに集落へ入る橋のところに行くとぽつんと女の方が立っておられた。あいさつすると、「ユズをとりに来られたのですか?」と。雑談をしてるとここはユズで知られていて今日はそのユズ狩りの集まりだとのこと。この絵の右手の黄色っぽい実もユズ。集落の中にも黄色の実がなっている木がある。
上の絵は集落の中を一巡したが描きたいところが見つからず、川の東側の空き地から集落の方を描いてみたもの。


止々呂美 晩秋-4
 3枚目とほぼ同じの集落へに橋のそばから描いたもの。手前が余野川で中央右の黄色いのがユズの木。
いずれの絵も背後の山の色合いの表現がうまくいかなかったが、この絵は細目の紙ということもあってかうまく滲んでくれた気がしている。

止々呂美 晩秋-5
この絵は中止々呂美のバス停近くの橋からみたもの。ここからの絵を描かないと終わったような気がしないので最後にカメラに収めた写真をもとにしてA4サイズの紙に描いてみた。
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