天満橋あたり(大阪市中央区)
2014.06.11


天満橋あたり-1 川の駅はちけんや付近から-1
この日はZ会の方々とご一緒して天満橋・大川沿いの川の駅はちけんやのところでスケッチした。幸い晴れもせず雨も降らない程度の夏のスケッチ日和だった。また、皆さんこのあたりで描くのははじめてとのこと、大川沿いが整備され変っているのを感じてもらえた。
ここから描くとなれば中之島公園の方か天満橋からOBPの方を見ることになる。最初に描いたのがこの中之島公園の方だ。手前に架かっている橋が天神橋だ。

天満橋あたり-2 川の駅はちけんや付近から-2
2枚目は天満橋、OBPの方を描いてみた。天満橋は橋が2層になっているのでこんな感じに見える。
みんなの絵をみながらの総評のあと、この絵の右手の川の駅と一体になっているテラス喫茶でお茶を飲み、その後中の島公園の中を通って帰る。

天満橋あたり- 毛馬桜ノ宮公園からOAPを
この日は九彩会の方々と天満橋の上の方、右地図の右手の緑の部分、毛馬桜ノ宮公園でスケッチすることになった。
この日は日差しも強く皆さん木陰を探して分散してスケッチされている。一カ所で描くよりも色々のところでスケッチする方が参考になるかなと思い4枚描いてみた。着色したのは1枚のみ、この絵も現地では線描のみだった。絵の右手が帝国ホテル、左手の高層部はオフィスタワーだ。
 
天満橋あたり-4 毛馬桜ノ宮公園からOAPを-2
JR大阪環状線の鉄橋の方を描いておられたのでその方角を描こうとしたのだが手前のOAPを大きく描きはじめて右端にわずかに鉄橋を描き込む結果になった失敗作。
 
天満橋あたり-5 桜宮橋(銀橋)
当初は気づかなかったのだが桜宮橋と新桜宮橋の2つの橋で構成されている。この絵の橋は南側に架かる桜宮橋で「銀橋」と呼ばれている。
 この「銀橋」は1930(S3)年に完成した橋で、設計は建築家・武田五一。ディーテールが非常に美しい橋だ。
北側の「新銀橋」は2006年完成の橋で、アーチを同じ形でほぼ同じ高さのアーチになっていて、設計は安藤忠雄さんとのこと。
 この絵の銀橋の傍にあるレンガ色の建物は「階段塔」と呼ばれ、橋と川沿いの遊歩道結ぶ階段だ。
このようなことは描いているときは知らずNETで調べたことだ。事前に知ってればもっとこのあたりをうろついていただろうが、まあその楽しみは後日にしよう。

 
天満橋あたり-6 泉布館あたり
 3枚は万年筆(美工筆)で描いたのだが、最後は鉛筆で描いてみた。万年筆の場合は線の太さで強弱を表現することになるが鉛筆は線の大きさのほかに筆圧の違いで強弱が表現できる。
描いているとついついやっぱり鉛筆の方がいいなあと思うものだ。
川向に木々に隠れているがクラッシクな洋館が見える。正面の建物が泉布館、右端が旧桜宮公会堂。

泉布館は橋の南側にある造幣局の応接所として1871(M8)年に建てられた建物。旧桜宮公会堂は現在結婚式場やレストランに利用されているようだ。
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