日本民家集落博物館(大阪府豊中市服部緑地内)
2014.03.19
 
日本民家集落博物館1 日向椎葉の民家
この日は暖かい日だったのだが朝バタバタしていてスケッチに行きそびれた。仕方なく昼から自宅の近く服部緑地の中の日本民家集落博物館に行くことにした。あわてて出かけたので、カメラを忘れてしまった。そのため現地で簡単に描き最少の着色スケッチとなった。
この民家についてパンフレットに概略こんな解説が載っている。
「平家落人伝説で有名な椎葉村から移設。民家は急な山の傾斜に沿うように建てられているため、横一列に部屋が並んで奥行きの狭いつくりになっている。」

 
日本民家集落博物館2- 信濃秋山の民家(長野県)
2番目に描いたのがこの信濃秋山の民家。
パンフレットには「新潟県との県境の豪雪地から移築。入り口が張り出した「中門造り」になっている。壁も茅葺きで夏は薄く冬は厚く葺き替える。床を張らず、土間に茅をひろげ、その上にムシロを敷いた土座住まいも特徴」とある。
 
日本民家集落博物館-3 大和十津川の民家(左)と 越前敦賀の民家(右)
このアングルは以前にも描いたことがある。
左手の大和十津川の民家についてこんなことが書いてある。
「紀伊中山の十津川村は切り立った山肌に沿って集落が点在し、谷に面した民家は横一列に部屋が並んだ細長いつくりになっている。谷側に大きく開口部を開けて背面はすべて板壁。屋根は特産の吉野杉を使ったソギ葺き(板ぶき)で軒下に板張りの雨避けをめぐらしている。」

 
日本民家集落博物館-4  越前敦賀の民家
この日は遅く来たのでこれが最後。また、描き残しの民家もあるし道具類も描きたいなあと思っている。
越前敦賀の民家についてこんな解説が載っている。
「琵琶湖の北岸から福井西部にみられる『湖北型』民家。外壁に柱を塗り込み、梁も柱も堂々とした太い材料を使くなど、豪雪に耐える頑丈なつくりなている。台所が一段低い床張りでなっているのは、土間にムシロを敷いて暮らしていた名残りだ。

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