池田ぶらぶら(大阪府池田市)
2013.07.27
 
小林一三記念館
この日は悠彩会の7月スケッチ会で大阪府池田市。スケッチ場所として行くのは初めてのこと。
池田と言えば阪急創始者
小林一三関連施設で知られているので、まずはそちらへと思って池田文庫、逸翁美術館へ、そして、小林一三記念館に行く。中の展示などじっくり見させていただいたあと庭から雅俗山荘の庭から1枚描かせてもらった。

阪急文化財団のHPによると、この雅俗山荘では1957年に逸翁美術館として開館して以来、50年にわたって小林一三収集の美術品コレクションを公開していたが、2009年に美術館が新設、移転したことに伴い、新たに「小林一三記念館」として生まれ変わった。また、また、雅俗山荘の内部は、2009年に文化庁より「雅俗山荘」、茶室「即庵」・「費隠」、正門の「長屋門」及び「塀」が、国登録有形文化財(建造物)に認定されたことを機に、小林一三が居住当時の状態に復元されている。
 
城跡公園から五月山方面を
逸翁美術館・池田文庫あたりも描きたかったがあきらめ、西北に見える天守閣のような展望台がある城跡公園に行く。登るとKさんやKNさんがスケッチ中だ。まずは五月山の方を思って描く。中央に体育館やその上に大広寺が見える。
 
城跡公園展望台から酒蔵などある綾羽地区方面を
このあたりは池田市の「観光街歩きガイドマップ」を見ると「歴史的建造物集積地区」とある。展望台から見ると造り酒屋の呉春などの酒蔵や町屋やお寺が集積し、その周辺を高層マンションが囲んでいる感じだ。そんな訳で黒い壁と瓦屋根の建物に焦点をあてて描いてみると面白いかなと思い描いてみたのがこの絵。
描き終わってこの絵のあたりに行ったのだが、ふと「あっ!写真を撮るのを忘れた」と気づき、あわててままだ描いておられるKさんに電話して写真を撮ってもらい、その写真で着色となった。

 
サカエマチ二番街交差点から呉春酒造方面を 
昼食の場所近くの駅から連なる商店街のところでMZさんが描いている方を見ると絵になりそうな街角だ。早速日影に座って描いてみた。
この絵の左端にちょっと描いている建物も古い洋館でなかなか良い建物だが、目の方はついつい路地裏の方に行ってしまった。


 
綾羽1丁目あたり
昼食まで少し時間があるので綾羽地区をうろつきもう1枚描いてみた。
描いていると自転車に乗ってきたが男が覗き込み雑談となった。歳はいくつかというから黙っていると61歳か?と聞くのでいや15年生まれだという。若く見えるなあと言いながら男は帽子を脱いで61だと言って坊主頭をみせた。
その後、東西の通り、本町通りにある古い町屋をつかったラーメン屋に集まってのビールを飲みながらの昼食だった。

 
綾羽1丁目あたり-2
昼食後綾羽地区をぶらついたが、結局日影のある呉春の酒蔵の北側に座って描いた。
この日は久し振りに紙はFFキャンソンを使ってみた。少し機械的な凹凸が難点だが、鉛筆の走りがよく、気持ちよく描いた。

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