日生(岡山県備前市)
(07.04.22)

3月22日、少し暖かくなり、やっとスケッチの気分になる。かなり以前に買ってあった青春18キップを使って出かけた。新大阪7:41発で姫路8:51着、姫路発9;10で日生着10:00。
今回は港の見える丘公園から鳥瞰しようと登っていく。登り始めてすぐのところにお墓がある。そこから眺めたのがこの絵。鈴木さんのお墓のところで「こんにちは、僕にも眺めさせてね」と言いながら描かせてもらった。
描き終わってみると縦長の絵になってしまい額に収まらない大きさ。どうも、計画ミスで失敗。その後、頂上まで登ったが絵になる風景は見つからなかった。
今までも何度かお墓から描いたことがある。集落の上の見晴らしのよいところにお墓をつくる発想はどこでも同じようだ。

お墓のところで港を鳥瞰したあと、山頂まで登り海側を眺めたが絵にするのは難しい気がして、去年描いた港で描くことにした。
ここで2枚描いたがこの絵は最初に描いた絵。
牡蠣養殖用のひもの修理をされているおばあちゃんと雑談しながら描いた。
途中雨が降り始め雨宿り、雨雲が通り過ぎるのを待って描き始めるという調子だ。
それにしても最近目が悪くなりディテールが見えない。
詳細な部分はだんだん描けなくなってきたようだし手法を少し変えないといけないなあと思ったりした。

暖かくなりスケッチに出かける回数が増え、在庫が増えたので2日に1度のペースで交換ということで掲載する。
この絵は元に戻って3月22日に日生に行ったときの3枚目の絵。昨年夏に描いたときの場所とほぼ同じところから描くことになった。
堤防を何度か移動して描き場を探したが、このアングルが一番よいと感じふたたび描いたことになる。アングルの良い悪いは言葉では説明しづらいが、間違いなくよいアングル(構図)というものはある。
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