明日香 晩秋 (奈良県明日香村)
2019.11.23

阿部山あたり 明日香 晩秋-1
勤労感謝の日、天気予報では晴天で暖かいとのこと。早速、久しぶりに紅葉の明日香を描こうと思いたち、朝早く出かけ壺阪山駅で降りキトラ古墳あたりまで歩きそのあたりを描くことにした。駅を降りると大勢の人だ。この日は「たかとり城まつり」のようでみんなお城の方に歩いて行く人たちだ。僕はキトラ古墳を目指して歩き、その手前にある集落に立ち寄ってみた。しかし描きたいところがみつからず引き返す道、稲穂も刈りとられている荒涼とした丘陵地の風景に魅力を感じ、立ち描きしてみた。

キトラ古墳そばの展望台近くから 明日香 晩秋-2
キトラ古墳壁画体験館の中を見たあとその傍の展望台の方に行ってみた。坂道を上る近くの道から西の方をみるとすばらしい風景が広がっている。記録を見ると2011年4月にも描いているが紅葉の木々の向こうに広がる風景がたまらなくよい。遠くに見える淡い空色の山、葛城山か金剛山かわらないがまたよい。

展望台から大根田集落あたりを 明日香 晩秋-3 
展望台から東の方にある大根田集落の方を描いてみた。この集落は何度か描いているがいつも道路沿いからでこのアングルは初めて、結構新鮮な気持ちで描いた。

展望台から北側の飛鳥歴史公園の方を 明日香 晩秋-4
結構暖かく気持ちが良い日、このアングルも一度描いたことがあるが描いてみた。この日はよく晴れていて遠くまでよく見える。この絵は極細に近い紙に描いたので少し雰囲気がかわった。

展望台を降りる道からまた西の方を 明日香 晩秋-5
朝早く来たのでまだ昼過ぎなので石舞台まで行ってスケッチしようと思い展望台を降り飛鳥駅まで歩くことにした。坂道を下りる途中、もう1枚西の方を描きたくなって描いてみた。背後の山の位置を比べるとこの絵は最初の絵よりも少し下、やや北側から描いたようだ。

阪田から細川・上方面を 明日香 晩秋-6 
キトラ古墳近くで描き終えたあと飛鳥歴史公園の中を通って飛鳥駅まで行く。そこからバスに乗って石舞台まで、降りると大勢の観光客だ。昼食を、と思いレストランに入ったら満杯だ。勤労感謝の日で祭日、暖かくて晴天だからだろうがこんなことは初めてのことだ。仕方なく向いのお土産屋さんのような店でお餅を買って阪田の方に来た。このアングルは何度も描いているが紅葉がきれいなので描いてみた。

都塚古墳あたりから阪田集落の方を 明日香 晩秋-7
 6枚目と同じ道から阪田の集落の方を見上げると絵になりそうな気がして描いてみた。阪田から描くときはこの絵の右手の道を上って左に曲がったところから描くことが多い。
 この絵を描いたあと、どうも集中力がなくなったようなので帰宅することにし石舞台のバス停に行ったのだが大勢の人、途中のバス停でもたくさんの人が乗り込み満杯で橿原神宮駅まで行った。
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