甘樫丘から(奈良県明日香村)
2015.06.17


甘樫丘から-1
この日は画楽多倶楽部の方々とご一緒して甘樫丘から春の明日香を描いてもらうことにした。皆さんとは甘樫丘は2度目だが初めての方も2名おられる。
甘樫丘でのスケッチの良さは桜の木の下に座って描くので日影があり、丘なので下から風が吹きあがってきて涼しいことだ。しかもこの時期はウグイスの鳴き声も聞こえ、なんともいい気分で描けることだ。
この日は久しぶりに大判(F10程度)の紙に、しかも、紙の種類も4種類持ってきた。この絵はアルシュの紙に鉛筆で描いてみたものだ。色合いも構図もいつもとほとんど変わらないものになってしまったが、好きなところは何度描いても不思議と気持ち良い。
 
甘樫丘から-2
1枚描き終わったが、北の香久山の方は手前の樹でほとんど見えず、西の方も手前の茂みが多く表現が嫌になって途中でやめた。再度1枚目と同じところから紙を変えてファブリアーノに美工筆で描いてみた。この画像ではわからないかもしれないが、ファブリアーノはまっ白な紙なので水彩の発色がよい。
その後、下の公園でみんなの絵をならべてお互いの絵を見合ったのだが、この時期は雨が降ったり暑かったりするが、幸いに雨も降らず暑くもない良いスケッチ日和だった。
 
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