明日香 2011夏 甘樫丘より (明日香村)
2011.06.30
 
東方面 飛鳥集落方面を
暑くなったし涼しいところでのんびりと描きたいと思い甘樫丘に行くことにした。最近は現地では鉛筆で描くだけで着色は家でということも多い。せっかく風景と向かい合ってるんだからやっぱり現地で着色しよう、場合によっては昼寝もいいかなとおもい出かけた。久しぶりの甘樫丘、やっぱり東の方向・飛鳥集落のある方かなと思い最初に描いたのがこの絵。
描き終わって次のアングルを探しながらすこしぶらぶらし、近くにいる方に話しかけたら、一昨日横浜から何度も夜行バスに乗って何度も奈良県を訪れているという76歳の方だった。テーブルに張り付けてある絵地図に描かれているほとんどの山に登られていて、明日香についても実に詳しい方だ。
テーブルに座り近くで買われたという小さなトマト、キュウリをいただいて食べながら長々と話をし実に楽しいひと時だった。
 
西方面を
横浜の方と雑談した後、西の方角を描いてみることにした。日影の位置関係を考えながら手前の樹木を入れて描こうと少し引いた位置に座って描いた。しかし、結果的には近いところの樹木を強く表現してしまい失敗した。そこを消しているうちにますます変になった。まあこういうことも仕方ないとあきらめることにした。
 
甘樫丘から畝傍山方面を 
とにかく涼しい風が吹き気持ち良い。空も少し赤く染まる。しかし、対象にとらわれすぎうまく表現できず失敗したなあと思いながら描く。久しぶりに大判の紙に3枚も着色したのでまあいいかと思いながら帰ることにした。
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