水彩画 スケッチ 
明日香2011冬
2011.11.17 2011.11.30 
 2010秋ー2
10.10.05
     

高取町高取 2011.11.30 
この日は昨年5月に行ったことのある壺坂からキトラ古墳の方に行ってみることにした。
この絵は春に描いた高取城跡に通じる山道にある集落の秋の風景を描いてみたくて描いてみた。近くのおじいさんが来られ雑談しながら描く。
 
高取町高取-2 2011.11.30 
昨日載せた絵のところから少し下ったところから描いてみた。左手の農家の柿の木が美しかった。
 
明日香村阿部山(奈良県明日香村) 2011.11.30
その後キトラ古墳の方に行ってみた。ふと杉本健吉が阿部山の集落を描いていたことを思い出してそばの阿部山の集落に。急斜面にへばりついてる集落なので全貌がよくわからずそれらしいところが見つからず路地のようなところを描いてみたのがこの絵。
なお、小さな紙に描いた土佐街道などは「街角スケッチ5」をご覧ください。
 
明日香村阿部山集落-2(奈良県明日香村) 2011.11.30
その後集落の西側に行ってみる。こちら側に来ると阿武山の集落のと思われる田んぼがある。。この絵の中央の濃い緑のあたりがキトラ古墳。

桜井市池ノ内 11.11.17
この日は昨年の秋(10月5日)に次いで香久山の北側のあたりをスケッチすることにした。
近鉄の大和八木駅から二つ目、桜井駅の手前の大福駅で降り、南に歩いていく。昨年橿原市の妙法寺のところから描いた桜井市の池ノ内集落の方に最初に行ってみた。この絵の中央背後の樹木のところが稚櫻神社(わかざくらじんじゃ)という神社があり、家並がちょっと魅力的だったのでスケッチしてみた。
 
妙法寺付近から桜井市池之内集落の方を(奈良県橿原市東池尻町)
池ノ内の集落を描いたあとこの絵の左手の小道を通って昨年もきた妙法寺のところに来る。なんとも気持ち良く、集落の背後の山並みが美しいので描いてみた。
スケッチをしてたら、自転車で来られた方が「僕はカメラですが、この辺りはいいでえすよねえ」と声をかけられた。

この絵の左手の森が稚櫻神社だ。
 
妙法寺そばの農家(奈良県橿原市東池尻町) 11.11.17

妙法寺への道端で池ノ内の集落を描いたあと、その傍になかなかいい農家があったので描いてみた。このあたりでは古いとか家構えがいいというものではないが絵になるような気がして描いてみた。
 
橿原市南浦町出屋敷(奈良県橿原市) 11.11.17
昨年もこの出屋敷と呼ばれる集落に来たがその時は町の入り口でスケッチしただけで町の中には入っていいなかった。今回はこの町を通って香久山に上り明日香村に行くことにし、妙法寺からぶらぶらと歩く。この絵は入り口付近からスケッチしたもの。背後が香具山だ。

 
橿原市南浦町出屋敷-2 (奈良県橿原市) 11.11.17

もう1枚小さな紙に香久山側から描いてみた。
 

橿原市南浦町から奥山・飛鳥方面を望む (奈良県橿原市) 11.11.17
出屋敷の集落のところにある天香具山神社の覗き香久山の道を通って天岩戸神社→日向寺を通り小高いにあるお寺のところに上る。以前一度描いたことがあるが奥山、飛鳥集落の方を描いてみた。

橿原市南浦町出屋敷10.10.05
どこに行こうか迷ったが結局明日香に行くことにした。この日は近鉄耳成駅で降りて香久山周辺をスケッチすることにした。駅からまっすぐ南に下り東側に歩いてゆくと田んぼの向こうに香久山を背にした美しい集落が見える。早速狭い農道沿いの小川に架かる橋の上からスケッチすることにした。
地図では南浦町としか載っていないが通りがかりのおばあちゃんの話では出屋敷という町名とのことだ。またネットで調べると「旧磯城郡香久山村出屋敷」とある。
 
橿原市南浦町出屋敷-2 10.10.05
黄色の稲穂に囲まれてのスケッチを終え、少し東側歩くと香久山を背景にし美しい集落だ。この絵は少し近づいて描いてみた。
 
橿原市 妙法寺付近から東側を望む
出屋敷からさらに東側に行き、妙法寺の駐車場の傍から東側の桜井市の方を描いてみた。
傍に写真家・入江泰吉の碑文ですと書いてある「ももづたふ磐余の池に鳴く鴨を 今日のみ見てや雲隠りなむ  大津皇子(万葉集)」とともにこの辺りに磐余の池があったと書かれている。

この絵の左手に描いた集落にも行ってみたかったが、香久山を一周してみようと思いあきらめて香久山の南側の方に歩いてゆくことにした。
 
橿原市 香久山南麓から明日香村を望む10.10.05
妙法寺のところで描いたあと、南に歩き香久山の農道から描いた。左端の建物が万葉博物館、右端の建物が橘寺あたりだ。
その後小山周辺や藤原宮跡あたりをうろつき再度出屋敷周辺を描こうと思って座ったが集中力と気力が衰え途中でやめて近鉄耳成駅から帰宅した。それにしてもこの日は朝7時ごろ家を出て5時近くまで、久しぶりによく歩いた一日だった。

 作品リストへ  次へ