明日香 初夏 奈良県明日香村
10.05.15
大根田集落
先日高取から明日香に行ったときはスケッチというよりも山登りと散策をしたという気分だったので再度明日香にゆくことにした。この日は飛鳥駅で降りてもう一度大根田からスタートすることにした。この絵は集落への入口あたりから描いてみた。
大根田集落-2
昨日載せた絵を描いたところの北側の道路沿いにも集落が見える。眺めているとこちらも絵になるような気がして描いてみることにした。蔵があり庭には赤い花が咲いている。
立部御池より畝傍山方面を望む
大根田の集落から峠を越えて稲渕、祝戸方面に抜けることにした。かなり急な坂だし日差しも強くなったので日陰を探してスケッチすることにした。峠を越える少し手前の左手の道路から眺めると池があり木陰もベンチもある。そこでおにぎりでも食べようと思って座った場所がここ。看板には「立部御池」と書いてある。地図で調べると左手のお寺が定林寺、中央に見えるのが畝傍山のようだ。
風の通り道のようで下から吹くあげてくる風がなんとも涼しい。今は手前の田圃に稲が植わっていないが夏になれば稲穂が広がり夏場は絶好のスケッチポイントだろうと思ったりした。
稲渕から阪田、上居方面を
峠を越えて稲渕の方にでる。奈良県は田植えが遅いので棚田にはまだ水は張られていない。
このときは少し違った表現をしてみたくなって荒目の紙にコンテ鉛筆を使って描いてみた。大判の紙に荒く鉛筆を走らせると実に気分がよい。子どもの時のいたづら描きのような気分だ。着色すると鉛筆が溶けて少し全体が黒っぽくなったがこれも気持ちよい。
そこからぶらぶらと石舞台まで行くとコンサートでもあるのだろう、ガードマンがいてたくさんの若い人たちが並んでいた。