甘樫丘より 奈良県明日香村 nara0908
090619


この時期になると明日香の田圃にも苗が植えられ緑色に輝く。しかも、甘樫丘は大樹によって日陰ができる、風通しもよいということで出かけた。
こういう広々とした風景には大きい紙がよいと思いF10サイズの紙に描く。最初に描いたのはやはり飛鳥寺のある飛鳥集落の方向だ。
甘樫丘から描くのは毎年春と秋の恒例になったが、気分はいつも新鮮だ。

天の香久山方面も秋に小さな紙に描いたことがある。手前の樹木で遮られているのが難点だがこちらの方角もなかなかよい。あとから振り返ると、手前の家並みは現実のものよりも少し増やした方がよかったもしれないと思ったりしている。

このアングルも一度描いたことがあるが大判に描いたのは初めてかもしれない。右手の山が耳成山だ。
描いていると道沿いに家並が連なり、遠くには街の姿が見える。結構絵になるなあと思いはじめた。
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