初夏の明日香-3
07.06.19

先日飛鳥坐神社でスケッチしたあと、飛鳥寺の周りをぶらついた。そのとき飛鳥寺が正面に見えるところに日陰用の農作業用の小屋があることを確認しておいた。
バスを降りてすぐにここに来てスケッチをはじめた。左正面が飛鳥寺だ。この時期はとにもかくにも日陰優先のスケッチアングルになる。

飛鳥寺を描いた後、次の小屋を目当てに歩いていく。近くに2ヶ所小屋がある。どちらの小屋からのアングルが良いかなあとその辺りを行ったり来たり。結局、西側の小屋から描くことにした。
日陰とはいえ暑い。暑くなると鉛筆の動きも早くなり一気に描いたのがこの絵。
「スケッチってこれでいいんだよなあ〜」と独り言をいいながら、その時はなんだか開眼したような気分になったものだ。

田んぼの中の農作業小屋から描いたあと、ぶらぶら歩いて石舞台のところまで来た。以前にも描いたことがある駐車場のところは日陰があるのでここから描くことにした。
さっき描いた気分を思い出して勢いよく描くことにしたが、つい細かいところに目が行ってしまったりする。
この辺りでは農家の方が獲れたタマネギなどの野菜や果物を箱の中にいれ、カンカンに小銭を入れる方法で売っておられる。
描いているとおばあちゃんがダイコン片手にこられた。せっかくだからダイコンと豆を買ったらイモもオマケにもらってしまった。あわせて150円、何だか悪い気がした。
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