祗園あたり
08.10.02 kyoto0819

●祗園花見小路
この日は快晴。10時前に河原町に着き、高島屋がオープンと同時にオープン待ちのおばさんたちと一緒に入店、B1階でいつものようにおにぎりを3つ買い、祗園に行く。郵便ポストのところに座って描いたのがこの絵。
この時間帯だと比較的観光客は少ないが、車が結構停まっている。この絵も当初は通路の左側にも車が停まっていてそれを描きこんだが、その後車がいなくなって消しゴムで消し建物のファサードを描きこんだ。

●弥生小路
この日は、今年スケッチに出かけた78日目ということになる。
先日、去年と今年描い
絵を整理していたら、なんともできの悪い絵ばかりで少々ゲンナリした。スケッチポイントはよいが絵が悪い。鉛筆の線はよいが着色が悪い。逆に線が悪い。過去の絵を見ると不満ばかりだ。そんなこともあって、気に入ったスケッチポイントを何度か描いて見ようと思った。
そんなことで、この場所も今年3度目の場所だ。座った場所は1度目と2度目の中間の位置だ。
近所のおじいさんが覗き込んでもう一度引き返してきて覗き込み、「雰囲気がよく描かれていますねえ」と褒めてくれた。僕も3枚の絵の中では一番感じが出た絵だなあと思っていたので、「ありがとうございます」と言った。

●八坂の塔
ここに来るまでにもう1枚路地を描いたがどうも気分が乗らず途中でやめる。高台寺のところの公園で高島屋で買ったおにぎりを食べ、何度か描いたことのあるアングルから描く。今まではたったまま描いたが今回は座って描き色も塗った。
左手手前には京都らしくないビルが建っていて景観としては望ましくないところだが、僕は結構気に入っているアングルだ。シンボルの八坂の塔が正面に見え少しカーブした道が下り坂になっている。観光ルートでははない少し違った顔を持っている。

この絵はこの日のオマケのようなものだ。八坂の塔を描いたあと、与堂さんの描かれた桂の近くの樫原に行ってみることにした。桂の駅は嵐山に行くために乗り換える駅だが降りたことがない。与堂さんの文によると山陰街道と西国街道の交差するあたりと書いてあるのに魅力を感じてゆくことにした。
駅から地図を頼りに歩いていく。樫原のバス停があり「郷倉」と書かれた看板がある辺りに行くと結構古い建物がある。この絵は龍淵寺(西京区樫原宇治井西町6番地)の前に座って描いた。ネットで調べると、西京樫原界わい景観整備地区の指定のあるエリアのようだ。
この日は歩き疲れていてこの絵を描いたあと帰ったがも少し探索すれば結構面白いところがあるかもしれない。
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