宇 治
07.06.17

悠彩会の6月スケッチ会が開かれ出かけた。参加者は9名。
かなり以前、やはり悠彩会のスケッチ会で一度来たことがある。宇治と言えば平等院だが、平等院の中では絵は描けない。立ったまま鉛筆ではがき絵を描いていたら注意されたというほど、絵を毛嫌いしている世界遺産のようだ。
僕はあまりお寺に興味があるわけではないのでどうでもよいが、平等院、薬師寺、東大寺など人気のあるお寺は注意した方がよい。(注:唐招提寺とか秋篠寺などは心暖かく描かせてくれるので、お金を払う前に確認したほうがよい)
最初に描いたのは中之島の南側の島から東向いを描く。宇治川は天ヶ瀬ダムが放流中のようで水が勢いよく流れている。
帰ってから調べると右手の山の奥に興聖寺がある。
携帯用の電動回転式蚊取線香を持参、川水の表現には試しに水をはじくロウソクを使用してみた。

1枚目を描き終ったあと周辺を歩いて描き場を探したがあまり見つからず、以前描いたことのある船乗り場を描くことにした。
我々の昼食は1時半に蕎麦屋を予約。ということで、昼時もスケッチしていたことになる。
船乗り場の船の中には多分鮎料理と思うが料理が並びお客が乗り込んできた。
この暑い季節でも、世界遺産の平等院、そして、鮎船ということか、観光客が結構多い。


蕎麦を食べた後、ビールを飲んだこともあり絵を描く気力があまりない。
Kさんと一緒に商店街の中のお茶の老舗に行ってみたが車が多くて描く気になれず、朝方Kさんが描かれた中の島の同じところとから向い側の家並みを描くことにした。
木陰の下に座って描いていると川があるせいか結構涼しく昼寝でもしたい気分だ。
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