鞍馬街道 07
07.08..07

8月にスケッチをするとなれば気分的にも涼しいところがいいだろうということで、スケッチ勉強会は鞍馬にすることにした。
出町柳から鞍馬までの叡山電鉄に乗っているときは涼しい感じがするがやはり暑い。
僕一人だと朝は東側の軒下から、昼からは西側の軒下からと家並みを描けるが、今回はそうもいかないと思い建物の北側に空き地がある所から描くことにした。
絵の中の左側の建物が1760年に建てられた匠斎庵、右側が木の芽煮の老舗「くらま辻井」。この建物は20年前に建てたとこことだが家並みをあわせ雰囲気が出ている。
坂道、単調な色合、格子戸など、表現としては結構難しいこともあって、結構長い時間かけて描いてもらうことになった。

この絵は昨年の夏に描いた鞍馬街道だ。
この絵を昨年トップページには載せたのだろうが「日本の風景」の中に残っていない。しかも、昨日の暑さはすごい。熊谷では40.9度、大阪・京都も38度、これじゃあスケッチに行く気にもならない。そんなわけで、再掲することにした。
昨年寺谷というもっと奥まで渓流料理を食べにいった後立ち寄って早描きしたものだ。
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