鴨川・花見小路・二寧坂

2006.05.12 kyoto0607


四条付近の鴨川の家並み
月9日に続いて再び京都に出かけた。阪急河原町で降りて百貨店のトイレで水をペットボトルに入れ、とにかく東山の方に向った。
続けて来ると精神的余裕が生じるのか、鴨川沿いの風景も見方が違う。
祗園辺りの風景も同じだが鴨川沿いの瓦屋根の歴史的な家並みは一皮でその後ろに現代のごちゃごちゃしたビル群が見える。
これこそ京都の風景だということに気付いた。
ヨーロッパの歴史地区でこんなことはありえない。これぞ日本の歴史地区の特徴ではないかと思えてきた。
鴨川沿いの建物をしっかり描いて後ろのビル群はぼやかして描くのが常道だろうが、そんな気分で鴨川沿いの瓦の建物よりはその後ろのビル群を描いてやろと思い描いたのがこの絵。右端が四条大橋。

花見小路東入る
その後、一力茶屋の少し南側の小路を入ったところでスケッチした。何箇所かスケッチポイントがあるが今日はここを描いてみようかと思い描いた。
三重からきた彫刻、CGをしてる女学生さん、そして、趣味で油絵を描いているお年寄りの方と雑談をしながら描いた。

高台寺駐車場より二寧坂方面を望む
花見小路のところの町家を描いた後、食事がてら高台寺通(ねねの道)の方にきた。食事をしたあとふと見ると高台寺の駐車場のところでカメラを構えている人がいる。どんな風景が見えるかと登ってみると二寧坂から産寧坂辺りの家並みがなかなか良い感じで見える。
そこに座って描いているとたくさんの外国人観光客通る。スケッチ姿を写真に撮られたり、褒めてもらったり、にぎやかなスケッチとなった。
京都の家並みを上の方から描ける場所って少ないので、次回はも少しゆっくりと描いて見たいものだ。
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