鞆の浦-2

(2006.05.30)



の絵は最後に描いた絵。といっても、こんなに夕暮れまで鞆の浦にいたわけではない。今頃遠出していないし、港町も描いていない。鞆の浦に行くには福山まで新幹線でいってそれからバスだが、新幹線に乗っている時間は1時間程度だから、自宅から鞆港まで2時間と比較的近い。9時半ごろ現地に着き、最初は波止から描き、この絵は4枚目の絵。中央の塔が常夜灯、この港町のシンボル的存在である。道沿いの家並みの焦点のようなところに常夜灯が建っていて、その向こうに海が見える。こういう素晴らしいまちの空間構成はめずらしい。何となく夕暮れの感じにした方が似合うかなあと思って色付けしてみた。

の絵はバスを降りて最初に描いた絵。波止場行くと既にご夫婦が船を描いておられた。鞆の浦のシンボル常夜灯を中心に入れて描く。絵の左端の山手に見えるのが医王寺。山に囲まれた港町、久しぶりに来たがやはりいい町だ。

2枚目に描いたのがこの絵。以前も一度描いたことがある場所からだ。以前のものは今勤めている会社の玄関ホールに飾ってあるが、構図もほぼ同じ。
正面の白壁の建物が「いろは丸展示館で、今は1階のホールのところが喫茶室になっている。山のところにあるのが医王寺。前回は医王寺からも描いたが今回は残念ながらかけなかった。
この絵を描く時も船の配置に悩んだ。船の数を減らし、隣に留っていた船を借りてきて描きこんだ。1枚目の時よりは潮が引きはじめたようで正面の雁木の部分がかなり良く見える。


この絵は一番上のえのすぐ傍から描いたもの。常夜灯へ向う道の軸線のアングルで広がりのある絵を描きたかったが残念ながら手前の家のためにかけないので、このアングルとなった。

この絵は最初に載せ絵をベースにして家に帰って描いたもの。丁寧になりすぎてスケッチの良さが失われているが、好きなアングルなので描いてみた。
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