エジプト スケッチブック
No.5 アブシンベルからアスワンへ、そして、カイロへ(1208〜1209)

●アブシンベル大神殿と小神殿
ガイドさんの解説を聞く

●アブシンベル大神殿(左)と小神殿

アスワンからバスで砂漠を3時間近く走ってアブシンベルに到着。昼間アブシンベル大神殿を見学。ここでの音と光のショーは感動ものとガイドブックにも書いてあるので、夕日を見たあとみんなで出かけた。
この日は日本語で解説。大神殿と小神殿に写しだされる映像もすばらしい。また、真っ暗になったときの夜空の星がさらに素晴らしい。最近星を見たことがないので、なんとも感動ものだった。

●音と光のショー
ないしょばなしにかくことかもしれないが、思い出したので書いておく。
僕の前の日本人の若い女の観光客がずっとビデオを回し続けている。真っ暗になってもそのカメラからもれる光(デジカメと同じように見る画面写る)が僕の眼にずっと入る。じゃまになって仕方ない。クレームをつけようと思ったが、なんとか我慢した。
それにしても、その女はそのカメラをずっと見ていて眼前の雄大な光のジョーはまったくみていない。せっかく味わいに来たのにカメラをずっと覗き込む、なんともにかわいそうな女だ。
右下の方にホテルの給湯器を描いているが、この給湯器が役立たずでお湯を入れようとしたらすぐに冷たい水になる。シャワーはあきらめて寝る。
→アブシンベルのホテルで朝食
12月9日、僕は行かなかったみんなアブシンベル大神殿まで行って朝日を拝む。その後、朝食だ。この絵はそのときの朝食の様子。
この日はアブシンベルからまたまた270kmの道のりの砂漠を通ってアスワンに行き、そこから列車「ナイトエキプレス」でカイロに行く工程だ。


●上はアブシンベル大神殿、下はホテル

●ナセル湖

●ナセル湖

●ホテル出発前に猫をお土産に買う

●アスワンに向って、砂漠、砂漠

●アスワンハイダム見物 ソ連の協力で完成。それを記念しての蓮の花の形のタワー

●アスワンの砂漠の砂
これなに?と思われるだろうが、時にこんなのもよいだろうとトップページに貼り付けた。
砂漠を走っていると砂漠の砂に触れてみたいと思うのは自然な成り行き。そんなこともあるのだろう、バスを止めてその砂を袋に入れて持ち帰る、それがエジプトのお土産というわけだ。特にアスワンの砂はきめ細かいので人気があるそうだ。
僕らのバスも止まってくれたが、僕は砂を袋に入れて持ち帰る気にはならなかった。
そうだ!と思いついたのがいつも使っている粘着テープに砂を貼り付け持ち帰るという方法だ。早速テープにアスワンの砂を採取し貼り付けたのが上の茶色い一文字。上の絵はソ連の協力でつくられたアスワンハイダム


●12月9日昼食

●アスワン駅プラットホーム 列車が我々の乗るナイルエキスプレス

●アスワン駅の街灯

●ナイルエキスプレス個室内部

●ナイルエキスプレスの個室と夕食
12月9日午後4時頃アスワン駅に到着。今晩は日本人に人気の夜行列車ナイル・エキスプレスでカイロに向う。5時過ぎに列車は出発したが特にすることはない。ということで、寝台車の内部をスケッチすることにした。約2m×1.2m程度の大きさだが2人用を1人で使用するのでさほど狭くも感じなかった。
左下に描いているが食事の時はトレーを木製の差込式の板の上におくという方法だ。


●ナイルエキスプレスの朝食
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